『命の重み・重なる技術・重ねる想い』
学会長  小林 圭二
(特定医療法人同心会 遠山病院 臨床検査部)
 
 第61回日本医学検査学会の開催にあたり、ご挨拶申し上げます。本学会は中部圏支部で唯一未開催でありました三重県が担当県として立候補し、これまでの都市開催運用を地元三重県での誘致へ向けて申請・了承され、中部6県技師会の協力・支援のもと平成24年6月9日(土)・10日(日)の2日間、津市の三重県総合文化センターとメッセウィング・みえ(展示)において開催することになりました。  
 メインテーマは「命の重み・重なる技術・重ねる想い」、サブテーマを「匠の技伝承、社会的貢献をめざして」とさせていただきました。医療人として命の尊さや重みをしっかり受け止めながら、臨床検査部門の技術ならびに知識を貪欲に切磋琢磨し、積極的に医療に参画する姿勢を示していきたいと思います。  
 市民公開講演では、翌年式年遷宮を迎えるにあたり、「神宮式年遷宮と日本文化」と、23年春にドラマ化された高校生レストランの、相可高校食物調理科専任教諭の村林新吾先生による「食を通して人を育てる」を、特別講演には、三重大学大学院医学系研究科長、医学部長の登 勉教授による「オーダーメイド医療と臨床検査、そして検査室」を予定しています。  
 一方、法人制度改革の法人移行において、公益目的事業の推進化が望まれており、特別フォーラムに、「職能団体としての地域支援と社会的貢献」を、生活習慣病予防啓発が進む環境から「血管を診る 総論から各論まで」を企画しました。また、中部圏支部の協力支援により、中部圏支部企画として最新のトピックスを盛り込んだ教育講演やシンポジウムや、私共を取り囲む諸問題の提言を盛り込んだパネルディスカッションを多数用意しています。教育カンファレンスでは、各部門における知識と技術の伝承を中心に企画しました。
 本学会は、会員参加型の学会を目指しており、アナライザーシステムを300台導入し、設問にリアルタイムに回答・集計できる投票カンファレンスを、新人から中堅技師を対象に形態部門別(血液細胞・尿沈渣・グラム染色・心電図・超音波など)に企画しました。展示会場2階では、ベテラン技師による超音波部門・神経生理のハンズオンライブも企画しました。  
 学会発表も30歳以下の若手技師を対象とした示説発表において表彰を行います。また賛助会員の一般演題発表も部門別に組み込む予定です。数多くの一般演題をお待ちいたしております。  
 学会前日には、「行列ができるスキルアップ研修会Part III」及び三重県臨床検査技師会主催による輸血・神経生理・超音波部門実技講習を企画しています。  
 学会場ならびに展示会場の近隣は、自然にあふれ広々とした環境(無料駐車場2000台以上)でしっかり学ぶことができます。シャトルバス[津なぎさ町(中部国際空港便)・津駅西口・総合文化センター・メッセウィングみえ]もピストン輸送します。懇親会では、松阪牛を準備し、三重のおもてなし(hosptality)のご期待にかなうよう万全の準備をしていますので多数のご参加を宜しくお願い申し上げます。
 
平成23年6月20日